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SA・PAほめられご当地みやげ ~SA・PAで手土産を購入する場合の注意点~

「じゃらん」の取材を受けました

SA・PAほめられご当地みやげ

 

「関西・中国・四国じゃらん」12/1発売号にて特集の 「SA・PAほめられご当地みやげ」の取材を受けました。

 

ほめられご当地みやげ  

 

最近の高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)などでは、 包装がしっかり装丁されていたり、上品なデザインだったりと、 単なる旅土産ではなく、お正月の帰省時の手土産として 使えそうなものが数多く販売されています。

 

「いつもと少し違う手土産を買いたい」

「年末で忙しく、事前購入ができなかった」

という場合はこうしたSA・PAでの手土産購入も良いのではないか?

 

とうことで、「贈り物の専門家」としての立場から

・手土産選びのポイント

・各商品のほめられポイント

・商品ごとの適した贈り先

 

などをお答えいたしました。

 

 贈り物の専門家

 

取材では各地のSA・PAから実際に商品を取り寄せ、 パッケージや手に取った際の印象を確認し、実際に食べてみました。

 

掲載誌では、商品ごとに「お手軽」「フォーマル」「どちらにも対応」と マーク表記しオススメの手土産が紹介されています。

 

おススメ度

 

「お手軽」・・・家族、友人、気心の知れた間柄向け

「フォーマル」・・・義実家、親戚など、誠意を伝えたい相手に

 

ほめられ手土産少しフォーマル

 

この冬、SA・PAで手土産を購入してみたいと思われた方は、 是非、掲載誌をチェックしてみてください。

関西・中国・四国じゃらん2018年1月号

じゃらん2018年1月号

 

下記サイトより、購入もできるようです。

https://www.jalan.net/jalan/doc/top/honsi/honsi_kansai_chushi_1712.html

 

紙面には載らなかった内容をここだけ

 

掲載誌には各地の美味しそうなお菓子がたくさん載っていますが、 このブログではせっかくですので、 紙面には詳しく載せられなかったことについて書いてみます。

 

SA・PAで手土産を購入する場合の注意点

購入する場所

 

SA・PAで少し改まった手土産をと思って購入する場合、 単なる旅土産にならないように気をつける必要があります。

手土産を購入する際、理想は地元です。

 

SA・PAで購入するなら、 自宅から訪問先の間で自宅に近い側のエリアで購入が良いですね。

あまり、遠方や全く縁のない土地のものでは、旅行のお土産と受け取られかねません。

 

包装やパッケージ

 

また、包装やパッケージも重要です。

やはり高級感は大切。

 

高級感のある箱

 

特にすこしご年配の方へ差し上げるのであれば、気になさる方も多くいらっしゃいます。

実際は高級なものであったとしても、お安いものなのかな?と思われてしまうことも。

 

あまりカジュアルなパッケージのものだとこれも旅行のお土産と勘違いされてしまいます。

 

のし紙をかけるのも良い

 

そういうことを考えると、やはり改まったものとして贈るなら 「のし紙」はかけたほうが良いですね。

 

「のし紙」の意味は改まって差し上げますということ。

それによって「手軽に手土産」というものではなくなります。

 

ただ、SA・PAではのし紙をかけてくれるかどうかわからないので、 ご自宅からのし紙を準備して購入してから外のしとしてかけても良いでしょう。

 

その場合に気になるのが上書き お正月の帰省であれば、年末に帰る場合でも 「お年賀」もしくは「新年のご挨拶」でも良いです。

 

新年のご挨拶ののし紙

 

できれば味見しておく

それからもう一点、今回お味見をさせていただいた中で、 見た目の印象と中身の印象が違うものも結構ありました。

 

失敗を避けるなら、お味見はしておいたほうが良いですね。

 

手土産を渡す時の口上

 

あとは手土産を渡す時の口上も大切です。

口上というと堅苦しいですが、手土産も贈り物。

品物だけれども心を伝えるものだから、気持ちを添えていただきたいものです。

ですから手土産を渡す際には必ず何か一言添えて欲しい。

 

どうしてこれを買ってきたのかを伝えるだけでも良いのです。

例えば「珍しいものなんですよ」とか 「人気があるものなので御一緒にいただきたいと思って買ってきました」など。

いくら地元で「珍しい」「有名」「美味しい」と言われていても 相手がそのことを知らなければ価値も半減ですから。

 

また、相手の好みが分かっていれば 「お好きだからこれ買ってきました」というのも良いです。

相手の好みにマッチしているというのは重要。

 

でも、どうしても嗜好が分からない場合は、 まず、自分の好きなものを選ぶのも良いのです。

「実は私が好きなものなんです。お口に合うかどうかわかりませんが・・・」 と差し上げる

そうすると、適当に選んだものではないということが伝わります。

 

手土産は心を伝えるもの。

精一杯あなたのために選んできました

という気持ちを込めて選んで贈っていただきたいものです。

(田野 直美 記)











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