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営業社員研修

宴席でのコミュニケーション術

|投稿日:2015.09.19
|カテゴリー:営業社員研修,講演事例

宴席でのコミュニケーション術

H27年9月9日(水)
講師:トータルマナー株式会社 代表取締役 田野直美

大津商工会議所青年部様のご依頼により、
「マナーを学べば商いがうまくいく!~宴席でのコミュニケーション術~」と題し、
“円滑なコミュニケーションのための好感度の高い会話術”“宴席での和食のマナー”の講座を行いました。

大津商工会議所青年部様は、若手経営者・経営に順ずる立場の従業員の、
非常に勢いのある30代前後の方々で、45名の方にご参加いただきました。

45分の講義の後、懇親会を兼ねた宴席にて、
実際に和食のお料理を食しながらの実技と質疑応答を行いました。

宴席でのコミュニケーション術という内容でしたが、
やはり重要なのはマナーです。

マナーとは心。

人様へ敬意、思いやり、気働き、そういう心は誰しもが持っています。
でも、その心がちゃんと相手に伝わっているか?ということです。

今回は経営者や経営者に順ずる立場の方々ということで、

社員様とうまくコミュニケーションが取れていますか?
皆さんの理念、会社の目標が社員様に浸透していますか?
お客様にそれが伝わっていますか?

ということを問いかけてみました。

思いはあってもそれがきちんと相手に伝わっていなければ、
これはマナーの法則でいうと「」どころか「マイナス」になってしまいます。

マナー(心)は形に表わしてこそ相手に伝わる。
そして、その形は相手に合わせるということが大事です。

そういったことを最初にお伝えしました。

「マナーを学べば商いがうまくいく!」

まさにそうなんです。

会話術の話では、話し方のポイントの中に、
日頃から美しい言葉遣いをするということがあります。

でもそう言いますと、
「うちは商売柄、そんなバカ丁寧にしてたらかえってお客さんと壁ができるんや」
「違和感があるんや」などとおっしゃる方もいらっしゃいます。

そこで申し上げたいのは、
お客様と接する時の接遇用語の基本を分かった上で、崩してくださいということです。

そうするには、やはり
基本となる敬語(尊敬語と謙譲語)はしっかり使うということです。

また、お互いにコミュニケーションを取ったり、好感を得るには、
クッション言葉婉曲表現というものがあります。

特にお客様に対して「~してください」という言葉は、
サービス業では有名ですが、命令していることだと言われています。

「~してください」は「~しなさい」と同じです。

ではどうすれば良いでしょうか?

まずクッション言葉を頭につける

「恐れ入りますが」
「申し訳ございませんが」
「お手数ですが」
この言葉をつけるだけでとても柔らかくなります。

そして語尾を
「~いただけますでしょうか」
「いただけませんでしょうか」という依頼の形にする。

これが婉曲表現です。

これは職場内でも是非お使いいただきたいです。

例えば、社長様が部下に
「おい、コピー取っとけよ」と言うより
「悪いけどな、コピー取っといてくれるか」というと印象が全く変わります。

コミュニケーションを取るのに、ちょっとした言葉遣いで丸くもなれば角も立つ。
本当にちょっとしたことです。

と、このような内容で一部が終了しました。

二部では、お待ちかねのお料理を前に
和食の種類から、 食べる順序と食べ方、
箸使いのタブーや食べにくい料理の食べ方などを一気にご説明しました。

そして、乾杯のあと、ご一緒に箸使いの実技を行い、やっとお食事です。

今回は、私の手元をビデオで撮影しながら、
それを同時にプロジェクターへ映しながら実技を行っていただきました。

後は、お食事をしながらの質疑応答です。

その時のご質問をいくつかご紹介いたします。

 

◆『料理の上に紅葉がデコレイトされているが、
こういうものは食べる前にどうすればよいのですか?』

お料理には三つの“き”があります。

器の「器(き)」特に和食というのは器を楽しみます。
季節の「季(き)」こちらも特に和食は季節を取り入れていますよね。
そしてもてなす気持ちの「気(き)」

この三つを大事にすると言われています。
ですので、その心を大切にしていただきたいです。

邪魔になるようでしたら、少しよけながら、召し上がっていただいて、
一応最後までちゃんとお皿の上に置いておいていただけたら良いと思います。

邪魔だから最初からバンとお皿から外してしまって、
他の皿に無造作に置いたりなさる方もいらっしゃいますが、それは少し残念ですね。


 

◆『八寸の中にパラパラ落ちるような揚げ物のようなものがあります。
こういうものはどうしても食べる時に散らばってしまうのですが、
きれいに食べるにはどうしたら良いのでしょうか?

本来であれば一粒残らず食べるほうが良いと思うのですが、
どのように処理をすればいいのでしょうか?』

まず、口元へ持ってくるまでにパラパラするようであれば、
何か手に持ってもよい器があれば、そのお皿で受けながら口元へ運びます。

まだそういった器が出されてなければ、
ティッシュか、お持ちであれば懐紙で召し上がっていただけると良いです。

※懐紙・・・懐に入れて携帯するための小ぶりで二つ折りの和紙

よく見受けられる手で受けて食べるのは
手皿と言ってタブーですのでお気をつけいただきたいですね。。

器に残ったパラパラまでは召し上がらないでください。


 

◆『私は食べた後の食器などを片付けやすいようにするのですが、
これはマナー違反になるのでしょうか?』

とても几帳面な方ですね。ですが、タブーです。

なぜならば、お店で出されているのは立派な器です。
陶磁器や特に塗り物などは絶対重ねてはいけないのです。

ですから高級な料亭では下げるときも絶対に重ねません。
重ねるのはタブーだと思ってください。

でも、お気持ちはわかります。
居酒屋さんであれば店員さんがみんな重ねて持って行きますよね。
そういうことが分かっていれば重ねていただいていいですよ。


その他にもたくさんの質問にお応えしながらのお食事で、
皆さんに喜んでいただけたようでした。

大津商工会議所青年部の皆様、ありがとうございました。

(田野 直美 記)

 

【今回のカリキュラム】

1.マナーとは

・マナーの必要性・重要性

2.円滑なコミュニケーションのための好感度の高い会話術

・婉曲表現・肯定表現
・心を言葉で表す

3. 宴席での和食のマナー

・食べる順序と食べ方
・会食中のマナー

4. 実践講習 ~懇親会でのマナー~

実技と質疑応答

 

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